よくある質問  Q&A

Q. 鍼は痛いですか?

A. 全く痛みがないというわけではありません。しかし、注射や採血のような痛みではなく、身体の敏感な部位でチクッとする場合がある程度です。緊張状態や感受性により個人差がありますので、痛いと感じる場合もあります。

 また、固まった筋肉に当たると、「響き」や「得気」という鍼特有の感覚があります。これをはじめは重いと感じたり、痛いと感じることもあります。

 

Q. 灸は火傷をしないのですか?

A. 本来、灸治療というものは、わざと火傷を起こすことで身体の免疫力を上げる方法なのですが、火傷にならない程度の熱刺激でも効果を上げることができます。 

 しかし、同じ熱さの灸でも、感じる熱感は人によって違い、等しくありません。熱いと感じても火傷をしないこともあります。逆に、熱感を感じないのに火傷をすることもあります。 当院では、できるだけ火傷にならない方法で施術をいたします。

 

Q. 指圧は痛いんですよね?

A. 基本的には、痛いものではありません。身体状態によっては痛みの出ることもありますが、痛みが強い場合は、表面的に筋肉を緩める手技をしたあとに、施術を行うので痛みを軽減できます。

 

Q. 押されても何も感じないので、強く押してもらえるのですか?

A. あまりに強い圧迫は、組織を破壊することになり、さらに硬くなることがあります。そうすると感受性がさらに低くなり、押されても何も感じなくなります。

 感受性を低下させるのではなく、少しでも感受性を上昇させる手技を行い、状態の改善を行います。

 

Q. 鍼治療を受けてから、痛いという感覚が出てきました。これは大丈夫なんですか?

A. 鍼灸、指圧どちらにしても、身体が悪くなった順番をさかのぼって回復していきますので、以前は痛かったけど、今は痛くない、でもしんどいなと感じている人には、治療によって以前の痛みが復活することがあります。これは良い兆候ですので、不安になられることはございません。

 

Q. 肩こりだけなので、肩だけ押してもらえないんですか?
A. 肩こりにも原因は様々あり、肩だけを治療してもあまり意味はありません。アゴ、腕、首、腰、膝、足首、呼吸器など様々な要因があります。原因を改善させない限り、肩こりも緩和されません。肩こりだからと肩ばかり30分も押したり揉んだりしていれば、一時的に肩が良くなっても、実際には組織を損傷させてしまい、元の状態よりも悪くなる場合があります。

  だからといって、肩を全く触らないということはありません。他の部位も触ったうえで、肩を触っていきます。