小波津式神経筋無痛療法

 

小波津式神経筋無痛療法は、人が持っている機能を用いて全身の神経と筋肉を円滑にし、最小限の刺激で痛みがある場所に対して無痛で施術を行う施術法です。

 

小波津祐一(こはつ・ゆういち)先生の考案された治療法で、神経へアプローチする療法です。

 

患者様の身体の力が抜けている状態で施術を行うことで治療効果を発揮しますが、初めて受ける方など力が抜けない方には、治療効果が出にくい場合があります。

 

患者様には何をされたかわからないくらいソフトな施術な為、指圧や鍼のような受けた満足感は感じませんが、施術直後から身体の変化はでます。

 

 

症状の重い方、初めての方などは、施術後の眠気、ダルさが強く出る場合があります。 

 

 

関節リウマチ、変形性膝関節症、変形性股関節症、慢性腰痛、急性腰痛、坐骨神経痛、腰椎分離症、すべり症、足首捻挫、首の痛みやそれに伴う手の痺れ、痛み、顔面神経麻痺、突発性難聴、斜視など

 

関節リウマチなど痛みの強い疾患、難病で来院された方は、一度の治療での好転反応が強く出ることが多く、治療した当日の夜~翌朝くらいに今までと違う部位が痛くなったり、痛みが強くなったりします。週に2回ほどのペースで治療を重ねると、徐々に好転反応による痛みは出なくなります。

 

変形性関節症、膝や股関節の痛みも鍼よりも、こちらの治療法の方が良い結果が出ております。

 

 

指圧治療

あん摩マッサージ指圧師というように、資格上、法律上は一つにまとめられていますが、実際にはあん摩、マッサージ、指圧はそれぞれ成り立ちからして別の技術です。

 按摩の按とは「押さえる」という意味であり、摩とは「なでる」という意味なので、なでる、押す、揉む、叩くといったことをします。特に揉むことを中心とした施術になります。

 マッサージは、素肌の上からオイルなどの滑剤を使用して、なでることを中心とした施術となります。

 

当院は、基本手技として指圧を行っております。

それは、指と手のひらによって「押す」ということを中心としています。

指圧は、本来人間の身体に備わっている自然治癒力の働きを促進させることを目的としています。

 

そのため、施術した当日から翌日にかけて、好転反応が出ることがあります。これは初めて施術を受けた方や、身体の状態が悪かった際に起こる反応です。

 

具体的には、眠気、身体のダルさ、身体のほてり、場合によっては微熱などが出ることがありますが、長くても2日ほどで元通りになり、施術前よりも身体が軽くなったり、施術以前のダルさなどがなくなります。

 

指圧は、ムチウチなどの首、肩の症状、うつ病自律神経失調症の改善、股関節や骨盤のゆがみからくる膝痛、肩凝りなど様々な症状に効果があります。

 

鍼灸治療

・鍼はすべて新品の使い捨てを使用しております。

 初めての方には、実際に使用する鍼を見ていただきます。鍼の太さは、0.12~0.30mmの間で、敏感な部位には、細い鍼を使用いたします。

 

・細い鍼を使用しますが、顔の周辺や血管の近くに刺す場合は内出血を伴うことがあります。内出血は1~2週間ほどで消えます。ある程度仕方のないことですが、ご了承ください。

 

・はり、きゅう、どちらも好転反応が出ることがあります。眠気、ダルさ、微熱などの症状がでることがありますが、こちらも指圧の時と同様に1~2日で元通りになります。

 

・はり施術(指圧施術でも)の後で、以前に感じていた痛みが出てくることがあります。これは凝り固まった筋肉が緩むことで、圧迫されていた神経が解放され、痛みをキチンと脳に届けることができるようになったことなので、改善に向かっている証拠です。

 これは、状態が悪い人ほど起こり得ることです。

 

・灸は、ヨモギから作られた「もぐさ」を使用します。

 灸は燃え尽きる前に消す「知熱灸」と呼ばれる方法か、温灸を使用します。大変気持ち良く、そのまま寝てしまう患者さんもおられます。

 

・箱灸と呼ばれる、竹筒を使用したお灸があります。これは、お腹、腰、仙骨に置いて温めることで、便秘、下痢、胃腸虚弱、女性科疾患、冷え性に効果的です。